今話題の3人組オルタナティブ・ロックバンド「羊文学(読み方:ひつじぶんがく)」。
人気アニメ「呪術廻戦」のエンディングテーマに選ばれるなど、人気が急上昇しています。
羊文学とは一体どんなバンドなのでしょうか?メンバーの経歴や年齢プロフィールやネット上で噂されている元メンバーわあこさんの死亡説も気になります。
この記事では、
- 「羊文学」とはどんなバンド?
- 「羊文学」メンバーの年齢や経歴、詳細プロフィール
- 羊文学の元メンバーわあこの死亡説について
こちらについて詳しく紹介しています。
「羊文学」とはどんなバンド?

羊文学(ひつじぶんがく)とは3人組のオルタナティブ・ロックバンドです。
【オルタナティブ・ロックとは?】
「オルタナティブ」とは「代わりとなる・型にはまらない」といった意味を持ちます。オルタナティブ・ロックは大手レコード会社主導のポピュラーな音楽とは一線を画した、アンダーグラウンドの精神を持つロックジャンルのこと。
2011年に5人組のコピーバンドとして誕生
羊文学は、2011年に5人組のコピーバンドとして誕生しました。
当時まだ中学生だった塩塚モエカさんが声をかけメンバーが集まり、高校生になって本格的に活動を開始しています。
サブボーカル・ギターの「塩塚モエカ」さん、ドラムの「しの」さん、ベース・コーラスの「わあこ」さんを含んだ5名で、チャットモンチーや東京事変といったバンドのコピー曲を演奏していたようです。
2012年にライブハウスで初めてのライブを行い、オリジナル曲も作るように。
ただ、メンバーが学生だったことから受験などで活動休止や脱退などいくつかのメンバーチェンジを経ています。
2015年10月にドラムのしのさんが脱退、11月にフクダヒロアさんが加入。
2016年12月にベースのわあこさんが脱退、2017年1月に河西ゆりかさんが加入し現在のメンバーとなりました。
2020年8月19日に「砂漠のきみへ/Girls」でメジャーデビュー
2018年4月に初めてのワンマンライブ「オレンジチョコレートハウス」を開催し、7月には初のフルアルバムとなる「若者たちへ」を発売しています。
2020年8月に「ソニー・ミュージックレーベルズ」へ移籍し、「砂漠のきみへ / Girls」をリリースしてメジャーデビューを果たしました。
「羊文学」バンド名の意味や由来は?

バンド名の「羊文学(ひつじぶんがく)」ですが、一体どんな意味や由来があるのでしょうか?
2020年のインタビューで、塩塚モエカさんはこのように答えています。
「中学生の時、友達と〈イケてる感じのバンド名を出し合おう〉ってメールでやりとりしてたんです。その時、〈英語でも日本語でも“羊”っていう言葉が入ってたらカッコいいような気がする!〉と思ったんです(笑)。あと、その頃、シガー・ロスが好きだったんですけど、シガー・ロスって曲の世界観が大きいじゃないですか? そういう大きさをバンド名で表現できたらいいな、と思って〈文学〉って言葉を思いついて。それで、その二つをくっつけたらカッコいいんじゃないかって、ある日、洗面所でひらめいたんです」
FUDGE
「羊」という言葉が入っていたらカッコいいのと、音楽だけではない大きな世界観を名前で表現するため「文学」を繋げたそう。
ロックバンドのグループ名としてはとても珍しいですし、「羊文学」って一度聞いたら忘れない響きですよね。
ここからは早速、「羊文学」3人のメンバーを紹介していきます!
「羊文学」メンバー①塩塚モエカ

- 名前:塩塚モエカ(しおつかもえか)
- 本名:塩塚萌歌
- 生年月日:1996年7月3日
- 年齢:27歳(2023年10月現在)
- 出身:東京都?
- 身長:非公表
- 血液型:非公表
- 学歴:慶應義塾大学文学部
- 担当:ボーカル・ギター
「羊文学」結成当初からのメンバー・塩塚モエカさん。
過去には「はいじ」という名前で活動していました。
バンド結成当初はサブボーカル・ギターの担当でしたが、現在はメインボーカルを務めています。
羊文学の全楽曲の作詞・作曲を担当し、まさに「羊文学の要」とも言える存在です。
塩塚モエカの学歴|中高一貫校〜慶應義塾大学卒業
塩塚モエカさんは中高一貫校の女子学院中学校・高等学校出身。
羊文学初のCD「トンネルを抜けたら」のジャケットで着ているのは、当時着ていた制服だそう!
羊文学「トンネルを抜けたら」トレイラー公開、レコ発を東阪で(動画あり) https://t.co/f7peG09U7q pic.twitter.com/jFUkZqXxuT
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) September 29, 2017
校章を消して着用したとありました。塩塚モエカさんの貴重な制服姿ですね。
幼少期は父親の仕事の関係で全国を転々としていたようで、宮城県や茨城県にも住んでいたとのこと。幼稚園の年長から東京に住んでいると言います。
小さい頃からの夢が「歌手」だった塩塚モエカさん。
ギターを弾きながら歌うYUIに憧れ、中学3年生の時にバンド活動をスタート。

高校生になって本格的に活動を始め、16歳で初めてライブハウスでライブを行います。
2016年にはインディーズにも関わらず、「FUJI ROCK FESTIVAL “ROOKIE A GO-GO”」に出演しています。
実はバンド活動以外にモデル活動もされているようで、ファッション雑誌「装苑」にも取り上げられたり、メガネメーカー「Zoff」のイメージモデル就任など、活動は多岐に渡っています。


「羊文学」メンバー②フクダヒロア

- 名前:フクダヒロア
- 本名:福田ひろ?
- 生年月日:1997年9月14日
- 年齢:26歳(2023年10月現在)
- 出身:非公表
- 身長:非公表
- 血液型:非公表
- 学歴:大学卒
- 担当:ドラム・コーラス
「羊文学」唯一の男性メンバー・フクダヒロアさん。
過去には「福田ひろ」と名乗っていたこともありますが、こちらが本名かどうかは定かではありません。
父親もバンド活動をしておりドラムを担当していたことから、フクダヒロアさんも中学生の時にドラムを始めたそうです。
フクダヒロアの経歴|サポートメンバーから正式メンバーに加入
ガールズバンド「リーガルリリー」など、複数のバンドのサポートメンバーとして活動していましたが、2015年10月にドラムのしのさんが脱退したことからメンバーからTwitterのDMで誘われ、羊文学に加入。
ちょうどフクダヒロアさんも自分でもバンド活動をしたいと思っていた時期だったそうで、加入を決意したようです。
出身や血液型などは非公表のようですが、大学は卒業されているとのこと。
長い髪の毛がトレードマークですが、高校生の頃から伸ばしているそうで、髪型はその時聴いている音楽によって変わると話されていました。
「羊文学」メンバー③河西ゆりか

- 名前:河西ゆりか(かさいゆりか)
- 本名:非公表
- 生年月日:1997年12月24日
- 年齢:25歳(2023年10月現在)
- 出身:非公表
- 身長:非公表
- 血液型:非公表
- 学歴:大学卒
- 担当:ベース・コーラス
2016年12月にベースのわあこさんが脱退したことを受け、2017年1月にメンバーに加入した河西ゆりかさん。
出身や身長なども公開されていませんが、大学は卒業されているようです。
羊文学のメンバーは全員が大卒ということもあり、知的センスも感じられますね。
河西ゆりかの経歴|大学生の時にギターからベースに転向した実力者
河西ゆりかさんがベースを始めたのはなんと大学生の時だったんだとか。
現在25歳ですから、まだベース歴も浅いということになります。
元々ギターをやっていたものの、興味本位でベースを弾いてみたらベースのほうが向いているなと思い、ベースに転向されたそうです。
2016年に羊文学がベースを探していることを知り、Twitterで応募。
歴は浅いもののその腕前は見事なものだったようで、塩塚モエカさんも絶賛していました。
ちなみに、ギターを始めた理由はOasisのノエル・ギャラガーへの憧れからだそうで、塩塚モエカさん曰く「私よりギターがうまい」とのことです。
メンバーの中では年齢が一番年下で、最年少になります。
羊文学の元メンバー「わあこ」の死亡説とは?

「羊文学」について調べていると、「元メンバーの死亡説」が浮上するのですが、こちらは一体どういうことなのでしょうか。
よくよく調べてみると、元メンバー・わあこさんになぜか死亡説が飛び出ているとのこと。
ただ、少なくとも現時点で「わあこさんが亡くなった」というような情報は一切出ていません。
元メンバー・わあこ死亡説はデマの可能性大
わあこさんは羊文学の結成当初から一緒に活動していたメンバーで、おそらく塩塚モエカさんの同級生と見られる女性ですが、脱退理由なども明らかになっていません。
どこから死亡説が出てきたのかは不明ですが、そもそもそのような情報は一切ないことからデマの可能性が高そうです。
「羊文学」は過去にもメンバーが頻繁に入れ替わっていることもあり、塩塚モエカさん自身もいろいろあったと話されています。
ーーゆりかさんは以前からバンドをずっと見ていたわけではないにしろ、アルバムを一枚作り終えて、トンネルを抜けたような感覚を感じていますか?
ゆりか 昔の話はすごい聞かされたので、大変だったんだなって思って……抜けたと思います(笑)。
塩塚 ゆりかちゃんが入ったときくらいから、私大人になり始めたんです。最初のメンバーはみんな同い年で、周りの子に頼ってたんですけど、今は2人とも年下になっちゃったから、しっかりしなきゃなって……大人になりました(笑)。
felicity
バンド活動ですから方向性やいろいろな価値観の違いで、メンバーと上手く行かないこともたくさんあったのでしょう。
わあこさんが脱退された理由までは明らかになっていませんが、「死亡説」は一切出てきていないことから、ただのネット上の噂のようです。
今後の「羊文学」の活動情報

2023年6月には自身初の海外ワンマンライブを台湾で開催した羊文学。
初の海外単独ワンマンライブかつライブ当日は平日にも関わらず、チケットはなんと販売開始からわずか10分足らずでソールドアウトとなったようです。
海外人気も高いことが伺えますね。
2023年9月からは全国10ヶ所・全12公演となる自身最大規模のワンマンツアー「羊文学 Tour 2023 “if i were an angel,”」を開催しています。
2023年12月6日にはニューアルバム「12 hugs(like butterflies)」のリリースが決定しており、2024年には横浜アリーナ単独公演「羊文学 LIVE 2024 “III”」の開催も決定しています。
今後、海外公演や大型タイアップも予定しているとのことで、羊文学の快進撃はまだまだ続きそうです。