俳優の水上恒司(みずかみこうし)さんは元々は「岡田健史」の名前で活躍されていて、その甘いマスクと演技力に人気が急上昇していました。
特に有村架純さんとのドラマ「中学聖日記」に出演された際は、あの「イケメンは誰?」と大きな反響を呼ぶほど。
人気絶頂時に突如事務所退所&改名を発表し、一時は表立った活動が見られなくなった時期も。
水上恒司さんはなぜ「岡田健史」の芸名から本名の「水上恒司」へ改名したのでしょうか?
この記事では、
- 水上恒司が岡田健史の芸名を捨てて改名した理由とは?
- 岡田健史の事務所問題について
こちらについて詳しく紹介しています。
水上恒司は「岡田健史」の名前で俳優デビュー
水上恒司の経歴プロフィール

- 名前:水上恒司(みずかみこうし)
- 旧芸名:岡田健史(おかだけんし)
- 生年月日:1999年5月12日
- 年齢:24歳(2023年10月時点)
- 出身:福岡県福岡市東区
- 身長:178cm
- 学歴:長崎県創成館高校
- 職業:俳優
- 事務所:合同会社HAKU
水上恒司さんは「岡田健史」の名前で、2018年10月スタートのドラマ「中学聖日記」で有村架純さんの相手役にオーディションで抜擢され、俳優デビューしました。

初出演のドラマにも関わらずその甘いマスクと演技力が評価され、「週刊ザテレビジョン」主催の第99回ドラマアカデミー賞で助演男優賞を受賞。
2019年6月には1st写真集「鼓動」が発売され、発売前にも関わらず重版が決定。
その後も飛ぶ鳥を落とす勢いで、瞬く間に人気俳優の仲間入りを果たしました。
【ドラマ】
- 2018年「中学聖日記」- 黒岩晶役
- 2019年「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」 – 主演・東京役
- 2020年「MIU404」- 九重世人役
「いとしのニーナ」 – 主演・外山厚志役 - 2021年「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」 – 入野光役
「大河ドラマ 青天を衝け」 – 尾高平九郎役 - 2022年「管理官キング」 – 平山優太役
【映画】
- 2020年「弥生、三月-君を愛した30年-」- あゆむ役
「望み」- 石川規士役
「新解釈・三國志」- 孫権役 - 2021年「劇場版 奥様は、取り扱い注意」 – 岩尾珠里役
「そして、バトンは渡された」 – 早瀬賢人役 - 2022年「死刑にいたる病」主演・筧井雅也役
数々の人気ドラマや映画に出演し、2021年には大河ドラマ「青天を衝け」にも出演するなど、売れっ子俳優として忙しい日々を送っていました。
水上恒司は芸能界入りする前は野球少年だった
水上恒司さんは実は元野球少年で、芸能界に入る前は野球漬けの人生でした。

中学1年生の冬に初めて芸能事務所にスカウトされるも、甲子園を目指して野球に没頭していたため断り続けていた過去があります。
2021年に所属事務所「スウィートパワー」との契約トラブルが発覚

順調な俳優生活を送っていた水上恒司さんですが、2021年5月に所属事務所「スウィートパワー」との契約トラブルが発覚します。
若手俳優・岡田健史(22)が事務所とモメている。退所するための契約解除を求めて、係争中だ。
引用:週刊女性プライム
水上恒司さんは弁護士を同行させて事務所との契約解除を求めたと報じられました。
契約期間はまだ2年弱ほど残っていたそうですが、事務所側と折り合いがつかず裁判所に申し立てまで行ったとのこと。
当時「スウィートパワー」では所属タレントやスタッフの退職が相次いでおり、桐谷美玲さんや高杉真宙さんらも事務所を退所していました。
2022年8月 所属事務所退所&「水上恒司」へ改名を発表
そんな事務所との契約トラブルを報じられた水上恒司さんですが、2022年8月31日には所属事務所を退所し本名の「水上恒司」へ改名することが発表されました。
裁判沙汰にまでなっていましたがその後話し合いで和解できたようで、前倒しで契約終了となったようです。
水上恒司さんの当時のコメントがこちらです。
「今まで岡田健史を応援してくださった全ての皆様、ありがとうございました。そして、私、水上恒司のことも応援して頂けるように懸命に泥臭く生きて参ります」
水上恒司さんが所属事務所との契約トラブルに見舞われていたことは事実のようですが、改名理由は何だったのでしょうか?
水上恒司の改名理由は何?

改名理由①事務所との決別
実は水上恒司さんの旧芸名「岡田健史」は、スウィートパワーの社長・岡田真弓さんの名前から名付けられたものでした。
スウィートパワーは水上恒司さんが中学1年生の頃に一度スカウトしていますが、当時野球少年だった水上恒司さんは野球に専念したいがため、スカウトを断ります。
ですが、それでもめげずに5年にも渡ってスカウトしていたようで、高校3年生で部活を引退したことからようやく受け入れてもらったんだとか。
水上恒司さんの芸名にも社長の名字を入れるなど、思い入れは相当なものであったことが伺えます。
「岡田健史」としてキャリアをスタートさせた水上恒司さんですが、
- 担当マネージャーの相次ぐ退所
- 事務所スタッフの入れ替わりが激しいこと
- 所属タレントや社員へのセクハラ・モラハラ
- 出演作品の選び方の相違
など数々のトラブルがあったことから、水上恒司さんは事務所に契約解除を申し入れ、2022年8月31日に契約が前倒しで終了することとなりました。
事務所を退所し芸名「岡田健史」の名前を捨てて、本名に改名したのは前事務所との決別を意味しているのかも知れません。
改名理由②再出発の決意
また、名前を本名の「水上恒司」へ改名した理由の一つとして、再出発の決意も感じられます。
岡田健史から改名の《水上恒司》
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) October 22, 2022
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水上恒司さんは改名を発表した後に登場したイベントでこのようにコメント。
「心機一転、ゼロからじゃなくマイナスからのスタートだと思って、一つ一つまた積み重ねていきたいです」
”ゼロからではなくマイナスからのスタートだと思って”とのコメントに強い決意が感じられますね。
水上恒司さんの名前には、
「自ら光を放つ恒星のように、自分で光を放ちながら、周りを司っていく」
といった思いが込められているんだとか。
由来も素敵ですし、とてもきれいな名前ですよね!
水上恒司さん自身も
「水上恒司として23年間生きてきた。役者としての4年間も含めて。だったら、名称に固執するのはノーセンス」
と、名前には固執しない考えを示されていました。
所属事務所との契約トラブルを経て、今後は本名の「水上恒司」で再出発していく決意が感じられます。
水上恒司の新事務所や現在の活動について

2022年8月31日にスウィートパワーとの契約が終了し、本名で活動を続けていくことを発表した水上恒司さんん。
新しい事務所は一体どこなのでしょうか?
調べてみたところ、水上恒司さんは「合同会社HAKU」と業務提携を結んでいたことがわかりました。
水上恒司の新事務所「合同会社HAKU」とはどんな会社?
「合同会社HAKU」は、2022年4月に設立されたばかりの新しい会社です。
事業内容は「各種クリエイターのマネジメント・プロデュースなど」と書かれており、主にタレントのプロデュース業を行われています。
CEOを務める岩崎恒平さんと、ヘアメイク担当3名、アートディレクター1名の比較的小さな会社のようです。
今後は大手芸能事務所には所属せず、やりたいことを自由にやっていくスタイルでお仕事を続けられるみたいですね。
水上恒司の現在の活動や出演作品は?
水上恒司さんは「合同会社HAKU」と提携し、本名の「水上恒司」へ改名した後も精力的に俳優のお仕事を続けています。
【ドラマ】
・2023年「真夏のシンデレラ」 – 早川宗佑役
NHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」
朝ドラ「ブギウギ」- 村山愛助役
【映画】
・2023年11月17日公開予定「OUT」 – 安倍要役
12月8日公開予定「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」- 主演・佐久間彰役
2023年には月9枠で夏ドラマ「真夏のシンデレラ」にも出演。

2023年10月スタートの朝ドラ「ブギウギ」の出演も決定し、秋〜冬にかけて映画の公開が2本予定されています。

本名へ改名した後も、順調に俳優のお仕事を続けられている水上恒司さん。今後の活躍も楽しみですね。